- 反力杭、載荷梁が不要である。
- 試験装置の組立て、解体が比較的短時間で済み、試験時間が短い。
- 全ての杭種、工法に適用可能。
- 押込み試験と同様に載荷中の杭体が全圧縮状態となる。
- 杭の鉛直載荷試験
- 杭の鉛直載荷試験は、荷重の性質から、静的載荷試験と動的載荷試験に大別されます。両者は、杭体および地盤の速度・加速度に依存する動的抵抗が無視できる載荷か否かで区分されます。動的載荷試験は、さらに急速載荷試験と衝撃載荷試験に分けられ、杭体の波動が無視できるか否かで区分されます。
- 杭の急速載荷試験
- 杭の急速載荷試験は、杭体の波動を無視するために、杭頭で発生した波動が杭先端に達して一往復する時間の5倍から500倍の速度で杭頭に荷重を載荷する試験です。