ボーリング技術は直接的に地下構造を調べる有力な手段であり、単に掘るだけでなく、鉛直性・孔壁の正しい形成・抑留事故の防止・掘削用水の管理など技術に対する永続的な発展と維持が必要です。当社はボーリング技術の継続的な教育と地質調査技士などの有資格者による正確で高品質なボーリング技術を有しています。
技術カタログ(ボーリング調査)地盤調査
豊かな環境を創る
日本における建設工事・国土開発には、地盤の情報が非常に重要です。当社は調査地域の地盤特性や特異性を考慮した正確で高品質な地盤情報を提供します。
ボーリング調査
サウンディング
サウンディングは抵抗体をロッド等で地中に挿入し、回転や貫入、引き抜き時の抵抗等から土層の性状を調査する方法です。比較的簡便な調査方法ですが、最も普及されている標準貫入試験はN値と呼ばれる指標を得られるだけでなく、貫入試験と同時に土を採取することが可能です。サウンディング試験はスクリューウエイト貫入試験、三成分コーン貫入試験などその他様々な試験法がありますが、調査の対象構造物によって適切な試験法をご提案します。
技術カタログ(サウンディング)サンプリング
高品質な乱れの少ない試料を採取するには、対象とする地盤の状態に応じて適切なサンプラーを選定する必要があります。サンプラーには5種類の方法が地盤工学会基準として制定されていますが、当社では特許を取得した原位置凍結サンプリング法を用いて、砂や砂礫地盤を対象に高品質な試料採取を可能としています。
技術カタログ(サンプリング)室内土質試験
地盤材料に用いる室内土質試験の装置は、地盤調査に用いる様々なツールの中でも進歩著しい分野であり、時代に沿った高度な技術と装置を必要とします。当社は東京、つくば、大阪に土質試験室を併設し、大型繰返し三軸試験や定ひずみ圧密試験等の最先端の装置と技術力で、お客様の信頼に応えます。
技術カタログ(室内土質試験)原位置試験
原位置試験は、言葉の通り原位置の地表あるいは地中(主にボーリング孔内)で、直接的に地盤特性を得るために実施する試験の総称です。原位置試験には、地盤の強度特性、変形特性、動的特性の他に地下水特性を把握するための試験も含まれます。原位置試験には孔内載荷試験やPS検層、現場透水試験など、その他様々な試験方法があり、目的に応じて単独あるいは複数の試験を行う場合があります。当社は鉛直・水平透水試験など独自の技術を有しており、お客様の必要とする地盤データを提供するため、費用対効果の高い原位置試験を適切に選定・提案します。
主な調査方法
- 弾性波探査
- PS検層
- 鉛直透水試験
地盤情報データベース
当社は、これまで実施してきたボーリング調査を始めとする地盤や地下水に関する様々な情報をデータベースとして集積し、多方面にわたる活用を図っています。集積された情報は47都道府県において約3万件以上に亘ります。