CONTACT
03-3410-7221

新型サウンディング

羽根付きコーン貫入試験

Helical - bladed Cone Penetration Test

SCROLL

特許第6532637号
「地盤調査方法と羽根付きコーン」

羽根付きコーン貫入試験とは

当社が開発した『羽根付きコーン貫入試験』は、
螺旋羽根の付いたコーンを地盤に回転貫入させて、地盤の貫入抵抗を測定する
 新しいサウンディング試験です。

目的

地盤の貫入抵抗を、連続的,迅速かつ簡便に測定すること

利用法

標準貫入試験併用のボーリング(ボーリング調査)地点間の補完調査

広大な敷地における支持層の不陸調査


試験装置の基本構成と測定項目

試験装置の基本構成と測定項目
試験装置の基本構成と測定項目
試験状況
試験状況
先端羽根付きコーン
先端羽根付きコーン
【ダイジェスト】羽根付きコーン貫入試験のご紹介

開発の背景

試験機
試験機

日本国内における重量構造物のための地盤調査では、標準貫入試験併用のボーリング調査が最も広く用いられていますが、連続データが得られない等の問題点が指摘されています。

これに対し、サウンディング試験(例えば、電気式静的コーン貫入試験,オートマチックラムサウンディング試験,スクリューウエイト貫入試験)は、連続データを取得できることやコスト面,作業効率でボーリング調査に優るものの、適応土質や適応深度の点でボーリング調査に及ばないのが現状です。

弊社が開発した羽根付きコーン貫入試験(HCPT)は、サウンディング試験の長所を維持しながら、適応深度・作業能率を高めた新しいサウンディング試験です。


特徴

回転貫入
回転貫入
  • 羽根付きコーンを地盤に回転貫入させる際の作用トルク,作用軸力,1回転当たりの貫入量を、深度方向に連続的に測定します。測定値から、標準貫入試験のN値(実測N値)と相関性の良い換算N値を求めることができます。

  • 羽根付きコーン回転時に羽根に生じる推進力を貫入力として利用しているため、大きな反力装置やアンカー等を必要としません。

  • 貫入速度が標準貫入試験を併用したボーリング調査よりも速いため、地盤調査に要する時間を大幅に短縮できる可能性があります。

  • 深度50m程度まで貫入・調査することができます(土層構成等により異なります)。

  • 礫・玉石層もしくは固結地層(岩盤)などを除く、N値50~60程度以下の土を貫入・調査することができます。
    礫・玉石層もしくは固結地層(岩盤)などの上端までは羽根付きコーンを貫入することができますので、これらの土層・地層の上端深度を確認することが可能です。

CONTACT

技術カタログ お問い合わせ